【修理関連のHP一覧】 下段のHP名をクリックすれば見られます。
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閑人の暇つぶし


・浴室で使用している換気扇(National FY-10U2 1990年製造)のファンが、以前より回転速度が遅くなり、換気が十分に出来なくなり、 浴室内に湯気がこもるようになりました。30年以上使用しているので、モーターの寿命かなと 思い、新品の購入を考えましたが、スイッチや電源線の接続不良など素人でも直すことができる故障の可能性もあるので、時間を持て余している日常なので、 分解して不具合の原因を調べる事にしました。
・なおメーカーからの取扱説明書に注意事項として、「絶対に分解したり修理・改造をしない」 と明記されてますので、 今回も「自己責任」ということで修理を行いました。

★HPの末尾に修理後3年を経過したファンの状態を追記しました。


 

①浴室内の上部に取り付けている浴室用換気扇(National FY-10U2)で、これまで、カバーが簡単に外せることを知りませんでしたので、 表面の汚れに気付いた時にはカバーを外さないで表面のみ清掃を行っていました。そのため、内部にあるモーターやファンの状態をこれまで見る事はありませんでした。


②最初に電源コードの接触不良の可能性もあるので、電源コードを調べましたが、異常なく、プラグはコンセントにきっちり接続されていました。




 

①電源コードは異常がないようなので、換気扇本体を外し調べることにしました。換気扇本体は電源コードを付けたまま取り外すので、あらかじめ、コンセントから電源コードを抜いておきます。


②次に換気扇の本体前面についているプラスチック製のカバーを外します。カバーは裏側にある凸部の4か所を押し込んであるだけなので、軽く前面に引けば簡単に外れました。


③プラスチック製カバーを外した状態です。ほこり屑にまみれていましたが、このままではモーターやファンの状態を見ることが出来ないので、 木枠に固定している4本のネジを外して、換気扇本体を取り外す事にしました。


④4本のネジを外し、換気扇本体を手前に引き、取り出しました。本体と本体に接続されている電源コードも付いて出てきます。




 

①取り出したほこりまみれの本体です。


②モーターとファンの状態を調べるため、丸印の2本のネジを外し、フレームからモーターとファンの部分を取り出しました。


③プラスチック製のファンの間に綿ごみが大量に詰まっているのには、びっくりしました。これでは、ファンが回っていたのが不思議なくらいで、 本来の排気機能はほとんどなかったと思われます。


④モーター軸の袋ナットとプラスチック製のファンカバーを止めているネジを外し、3つの部品に分解してファンに詰まった綿ごみを取り除くことにしました。


⑤ファンから取り除いた大量の綿ごみです。固まって布のようになっていました。


⑥ファンについていた綿ごみを取り除いた後、清掃後、モーターの軸に戻し、袋ナットで固定しました。


⑦元の状態に組み立てました。上記③項の綿ごみにまみれた状態に比べて、相当にきれいになりました。




 

①分解した逆の手順で組立て直しました。


②浴室の壁に戻しました。余りにも汚いので機能的には無関係でしたが簡単な再塗装を行いました。


③カバーも清掃して取り付けました。


④屋外の電源コードを戻し、電源を入れ、正常に回転することを確認して修理完了です。



・本体の取り外しや分解は簡単で、綿ごみを取り除くだけでしたので、修理時間は1時間もあれば十分でした。
・30年以上続けて使用していましたが、今になって考えると、2~3年前からファンのスムーズな回転音は聞こえていなかったような気がしています。 浴槽内で使用するので綿ごみには無縁と思っていましたので、ファンに大量の綿ごみがつまっていることに驚きました。隣に脱衣所があるので、 そこの綿ごみが、浴室内に進入し、浴室の湿気によって、ファンに付着し、約30年の間にこのような結果になったと推測しています。
・綿ごみを取り除いた後のファンは、快調に回転するようになりました。換気扇の寿命は約10年~15年といわれているようですが、30年以上使用している換気扇なので愛着があり、 このまま、故障するまで続けて使用するつもりです。





 

・ファンに詰まった綿ゴミを取り除き、約3年が過ぎましたので、3年間でどの程度、ファンが汚れるかを調べるため分解しました。ファンにはわずかに綿ごみが付着していましたが、換気や、 モーター回転には影響が無いようです。3年間でこの程度の汚れ具合であるならば、さすがに30年以上は無理でも、10年程度は清掃を行なわないで使用を続けても問題なさそうでした。



①3年間の使用で、ファン全体に薄い膜のように綿ごみのような微粉が付いていました。


②台所用洗剤を使用して歯ブラシと綿棒で簡単に落とすことが出来ました。画面右側の部分が清掃後の様子です。


③ファン全体を清掃した後の状態です。






★浴室用換気扇(SEIDENKO BF-110)の故障修理のホームページも掲載しています。

 
 ←左の画像をクリックすれば浴室用換気扇(SEIDENKO BF-110)の故障修理のホームページが見られます。

以上です。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。









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